リアル流浪演武2025・大和路編<達磨寺と法隆寺>
- Category:旅の思い出
- Date:2025年04月28日
王寺駅から頑張れば徒歩で行ける距離にあるお寺。
今回懐かしい駅を見ることは叶いませんでしたが
車を飛ばしたら信貴山から割とすぐに着いちゃいました。
相変わらず大きくて綺麗なお堂。左右対称の造形が美しいです。
手入れの行き届いたお庭には春の花々が。
ほころび始めた桜に落ち椿…風情があって、いと雅かな。
達磨寺さんも由緒正しい大きなお寺。由来が書かれていました。
聖徳太子縁のお寺で、彼の飼い犬だった雪丸のお墓もあります。
雪丸くんに関しては前回の記事で書いております。
以前訪れた時は境内に誰も居なかったのですが、
今回はボランティアさんの案内でお堂の中を見せて頂けました。
貴重なお話を沢山伺い、これまた貴重な収蔵品の数々を見せてくださり、
大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。凄く面白かった!
ご住職が集められた達磨さんコレクションを初めとして
様々な展示物に出会えましたが、亀仙人が混ざってたのはウケた(笑)
中でも重要文化財の千手観音様は背筋がゾクゾクするほど神々しく
作り手の思いや拝んできた人々の念みたいなものを感じて圧倒されました。
ボランティアの方、寺務所のスタッフさんには本当にお世話になりました。
そして、ここへ来た一番の目的は勿論こちら。松永久秀氏の墓参。
前回は私が仏花を買って手向けて来たのですが、
今回は先客があったようで既にお花が活けてありました。
私のように久秀さんに会いたくて足を運ぶ方がいらっしゃるんですね。
お寺のお向かいにあるお花屋さん。この写真は6年前のもの。
当時お花を買った際にはおかみさんに大変親切にして頂きました。
以前来た時は無かった久秀さんのプロフィール。
こうして見ると本当に悪いこといっぱいしたんだなーと感心。
信長公は結構この人のことが好きだったんじゃないだろうか?
かく言う私も大好きです(^^) いいよね、彼の生き様。
それにしても、久秀さんの命日は彼が大仏を焼いた日と同じ10月10日。
信長公は延暦寺を焼いたのと同じように自分も寺で焼け死んだ。
仏罰って本当にあるのかもしれない…とお二人を見てると思います。
でも、思うままに生きた彼らって不思議と魅力的です。
いつかきっと、久秀さんのお命日にお墓参りに来ます。
長くなったので一旦畳みます。
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