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幾星霜道行き遥か

戦国無双4のサントラを語る~disc3~

三枚組みの中でもダントツで好きなのがこの三枚目です。
初っ端から名曲揃いで、一番沢山かけて聴いているディスクですね。

残影(羽柴)~山崎~
タイトル通り山崎のステージの曲ですが、イントロのストリングスが美しい!
3では重さが前面に出ていましたが、今回は悲しさが勝ってるのかな。
光秀の無念が伝わって来るような胸に迫るメロディです。
バックでずっとリズムを刻む三味線が実にいい味を出しています。

木陰
これまた流浪演武でお馴染みだった曲。平和なイベントで多用されましたね。
琴の音色が柔らかく優しく、ちょっと女性的なイメージかな?
実際、本編でも女性武将のイベントで出番が多かった気がします。

空蝉(羽柴) ~賤ヶ岳~
これまでも素晴らしかった賤ヶ岳ですが、今回琴とストリングスが加わり
より悲劇的に、より情緒的に、より美しく仕上がっていると思います。
リズムは前作より軽快なのに、軽さよりむしろ切なさが際立っている。
こちらは勝家とお市の無念が伝わって来る、やはり胸に迫る一曲です。

桜花(羽柴)~小牧長久手~
3のサントラで一番好きだった小牧長久手の4バージョン。とにかく素晴らしい!
前作のスピーディーさそのままに、よりカッコよくリニューアルしてくれました。
馬を駆って戦場を所狭しと走り抜ける秀吉の姿をイメージします。

続きは畳んだ先でどうぞ♪


戦国無双4のサントラを語る~disc2~

前回に続き、サントラの感想二枚目行きたいと思います。
正直、二枚目はあまりじっくり聞き込みたい曲がありませんでした。
桶狭間や川中島なんて、3の頃と比べたら全くの別物です。
その分、固有ステージ名が付いていないバトル曲が良作揃いでした。

朧月
これも流浪演武で良く聴きました。イベントシーンで流れる曲ですね。
私のイメージは石田三成と大谷吉継。重さの中に繊細さの光る曲ですよね。
笛の音が美しく、シリアスさの中にもしっとりした趣きがあります。

厳島(毛利)
イントロがカッコよすぎて、スピーディーさと軽快さがたまらん一曲。
毛利さんはキャラ中最年長で年寄りっぽいイメージかもしれませんが
私の中ではこの曲のカッコよさと矢を放つ彼のイメージがピッタリ来ます。
バックで頑張っている三味線も味わい深いです。

時雨~防衛戦~
流浪演武で散々聴いた曲。「あの人を守るのが私の役目!」の台詞が浮かぶ。
笛の旋律が少し物悲しいですが、その中にも守り抜く立場の強さを感じる曲です。
やっぱり、これを聴くと真っ先に馬に乗った新武将の背中を思い出します。

旋風
ノリノリでカッコいい曲!三味線と笛が絶妙な掛け合いをしてくれます。
思わず聴いていると頭で拍子を取ってしまう。乗せられちゃいますね。
和テイストが強くて、バトル曲の中でもかなり好きな一曲です。

姉川(徳川)
今まで浅井側しか無かった姉川のテーマの家康サイドバージョンですね。
徳川らしいどっしりした重さがありながらも、主旋律はあの姉川。
ちょっとイントロがライ○ップのCMっぽい?これはこれで好きなアレンジです。

逆鱗~殲滅戦~
このイントロを聴くと「流浪演武!」と真っ先に頭に浮かぶ。
流浪の最中、数え切れないほど耳にしました。出だしの笛が凄く好き。
戦場を股に駆けるエディット新武将の姿をイメージする曲ですね。

回廊
もう一つのメニュー画面の曲。これもゲーム中でじっくり聴く機会が少ないですが
カッコよくてスタイリッシュで凄く好きな曲です。リズムも心地よいですが
途中から入る笛の旋律が何とも美しく、和楽器が絶妙に響き合ってます。

2枚目の感想はこれくらいです。ちょっと驚いたのは本能寺の曲。
随分変わっちゃって、どうしたの?って感じでした。
まぁ、魔王にはふさわしいかもしれませんが、私は前の方が好き。
3の本能寺は悲壮感溢れる笛の旋律が信長の最後を象徴しているようで
かなり好きな曲でした。それだけに今回の変化はちょっと残念。
次回は一番気に入っている三枚目の感想を綴ります。

戦国無双4のサントラを語る~disc1~

戦国3Zのサントラが傑作だったので、先日4のサントラも借りました。
買ったんじゃなくて、レンタル。ボリュームは圧巻の三枚組みです。
私は音楽が好きなので、ゲームにおいてもBGMをかなーり重視しています。
今回はゲーム中聴いていて3ほど気に入った曲がなかったので、
手始めにレンタルしてみました。が、やっぱり、テレビで聴くのとは全然違う。
と言うことで気に入った曲をピックアップして感想なぞ書いてみようと思います。

総合的に言うと、今回はテクノ色と言うか、現代楽器の音源が強いですね。
3の時は和楽器がメインでガッツリ戦国カラーだったんですが
4はもっとモダンになった感じ。その分風情がちょっと失われた気もします。
まずは一枚目から。ちなみに一番気に入ってるのは三枚目です。

息吹~オープニング~
タイトル通り、ゲームのOPムービーのBGMです。様々な名場面が目に浮かぶ。
中でも久秀の印象が強烈で、動画サイトでOP動画を見た時
あのシーンを見て4が欲しくなりました。スピーディーでカッコいい曲です。

新生
ゲーム中では長く聴くことの少ない曲。でもとても美しいです。
メニュー画面のBGMですが、重厚感と女性のコーラスの相性が絶妙で
先に進めずしばらくゲーム画面で聴いていることもありました。

幕間
シナリオ冒頭のナレーションのシーンと、導入部でかかる曲ですね。
静かで重々しい出だしから、段々ドラマチックに加速していく曲調が素晴らしい。
後半のメロディは1の頃から変わらないですね。昔は台詞も入ってたっけ。

天声
ひょっとするとゲーム中一番聴いている曲かもしれない。
出陣前の支度やよろず屋でずっとかかってる曲なんですよね。
女性のコーラスが正に和の趣。戦前の気持ちを鼓舞してくれる軽快な曲です。

続きは畳んだ先で


戦国無双4~DLCをやってみた~

何となく食指が動かず嫌煙していたDLCですが、本編も極めたことだし
いっちょやってみるか!と、今日二つばかりダウンロードしました。
一つは「魔性の美女決定戦」、もう一つは「天下の色男決定戦」です。
前者は主人公が小少将、後者は勿論孫市なわけですが
どちらもなかなか楽しめました。シナリオ買ってよかった♪
以下、ネタバレしますのでまだ遊んでいない方はご注意ください。


美女決定戦は小少将がお膳立てして戦国一の魔性の美女を決める!
と言う、あらすじだけでもハチャメチャなシナリオなんですが
真の主役は小少将ではありません。そう、天下の美少年蘭丸君です。
ミッションを一つでも失敗したら敗北、と言う一件難しそうな条件付きですが
落ち着いて課題を見ていれば問題なくクリアできました。
参加するのは女性武将のみ。しかも全員。組み合わせによって台詞も変わる。
個人的には小少将を入れない方が楽しめたような気がします。
引っ張り出されて不本意そうな誾千代とか、異性を誘惑する綾さんとか
普段見られないキャラたちの面白い姿と台詞がど満載。
そして、司会進行役に「参加を除外するから」と言う条件で快諾した
蘭丸君が任命されるわけですが、もう、蘭ちゃんがホント可愛すぎて!
小少将が書いた女言葉の原稿をノリノリで読み上げる美少年。
でもって、様々な試練の集大成にラスボスとして指名されちゃいます。
そうとは知らず、台本を読み上げて驚愕する蘭ちゃん。
物凄いとばっちり(笑)可愛いってそれだけで罪なのね♪
最後、蘭丸をボコボコにするのが本当に申し訳なくて不憫でした(^^;)
勝てばプレイヤーキャラの女武将が魔性の美女に任命されます。
まだ銀千代&小少将、綾&濃姫の二組しか遊んでいないので
甲斐姫とか直虎とか、とにかく全員遊んでみたい楽しいシナリオでした。

対する色男決定戦。これは思っていたより真面目な内容だったかな。
どうやら秀吉の城に遊びに来ている孫市。隣の部屋には女武将たちが数名。
たまたま聴こえて来た会話に触発されて色男を決める決戦を主催します。
まぁ、お約束だけど、女武将たちの口から自分の名前が出ないので
会話の中で名の挙がった武将を蹴散らせば自分が自動的に天下の色男になるはず!
と、孫市らしい結論に行き着くわけですが…。ホント最近こんな役ばっかだな(^^;)
肝心な戦の中身は、孫市の出す課題を四つほどクリアして行って
最後にラスボスの彼を倒す、と言うもの。この内容が意外とまともでして。
もっとギャグ路線で来るかと思いきや、終始男らしく腕っ節で勝負!でした。
磯部さんが沢山喋ってくださるので私としては大変幸せでしたが
最後のムービーはね(笑)ある意味彼らしくて笑わせてもらいました。
そうそう、男の友情は最高だよ。秀吉とのコンビ大好き♪
秀吉本人は出てこないですが、相変わらず仲良しなんだなーと台詞で分かる。
で、二人揃って後でねねさんにこってり絞られるんでしょうね。
やはり、色男と言う肩書きは孫市にこそ似合う!と私は切実に思いました。
どうやら巷では本当にモテてるみたいですしね。女武将には駄目だけど(笑)

面白さやふざけっぷりは魔性の美女の方が勝ってました。
いっそもっと遊んじゃっても良かったんじゃないのかな、色男決定戦。
いずれ劣らぬ楽しいシナリオでしたので、参加武将全員使って
余すところなくイベントや台詞を楽しみたいなーと思います。
ちなみに色男決定戦に参加しているのは、これまたお約束の三成&左近、
大谷、真田兄弟、直江、そして何故か久秀などなどですが
思っていたより台詞喋ってくれなくて、笑えるポイントが少なかったです。
左近のわざとらしいやられ方にはウケましたが(笑)

戦国無双4~流浪演武クリア!&パートナーの変遷を振り返る~

とうとう、とうとうです。とうとう流浪演武紛うことなき完全クリアしました!
金武器(レア武器をそう呼んでいる)を全員取り、家宝も全て集め、目標も全達成。
やり残したことは何も無い、と言う状態で大好きな孫市様と最終戦へいざ出陣!
いやぁ、何かもう感無量ですね。ここまで極めたら何の悔いも無い。
彼への「愛着」がひたすら私をコンプまで導いてくれた感じです。
最終戦、一緒に広い戦場を走るのはやっぱり楽しかった。
武将列伝でもちゃんと「世に二人と居ない知己」になってくれました♪

そんな愛する孫市殿のこれまでを振り返ってみると…
シリーズ初代からずっと参戦している古参のキャラの一人。
最初は15人しかいなかったんですよねぇ。その中に彼も居たわけです。
私はシリーズを重ねても変わらず使い、育て、ずっと一緒に戦って来ました。
先日、数年越しでようやく彼の3の無双演武最終ステージをクリアしたんですが
大阪城の中で散々迷い、お陰で家康さんに二度も死なれて撃沈(T_T)
あの頃神速攻撃無かったですからね。敵を倒すにも技術が必要でした。
で、三回目でようやく勝利!EDのムービーは彼らしくて凄く良かったです。
3って物凄くつまらないってイメージがあったんですけどね、
終わってみたら男の友情極めた感じで、それはそれでカッコ良かった。
正宗とのコンビも幸村たちとの絆も「the男の世界」って感じで好きでした。
影が薄いとか、何がしたかったのか分からない、何て言われてますが
なかなかどうして。3も良かったですよ、孫市のシナリオ。
もうちょっとムービーのクオリティが良かったら尚言うことナシでした。

1では本願寺とのやりとりが結構多かったんですよね。
史実に出てくる雑賀衆のお話のまんま。一番歴史に忠実なのかな?
その後全く顕如さんの話とか出て来なくなりましたが、
当時は雑賀衆のお仲間モブ武将も多数出ていたりして
より存在感が強かった気がします。最近ちょっと影薄めだもんな(^^;)
EDは今よりあっさり短めですが、シリアスかつ男らしい終わり方で
とにかくカッコよかったです。信長は永遠の宿敵なんだなぁ。
歴史上実際に雑賀衆を滅ぼしたのは秀吉だったりするんですけどね。
それと、孫市のみならず当時の第二衣装が凄く好きでした。
慶次さんの坊主頭とか、半蔵さんの口元だけ隠してるバージョンとか。
孫市はランボー風の上半身裸で銃弾巻いてるスタイル。
後にも先にも鍛え上げた肉体美を拝めるのは当時の第二衣装のみ!
でも、あの格好で無限城行くと色々痛そうで気の毒でした(笑)

そして2ですが、これは一口には語りきれないので別記事にて。
シリーズ4作の中で一番彼の生き様をドラマチックに見せてくれたのが
2だったんじゃないかと思います。順番付けると2>1>3>4かな。
今でも決める時は決めてくれて、しっかりカッコいい彼ですが
ここんとこどうもお笑いキャラ的な立ち居地を強いられていて不憫と言うか…。
昔っから戦場で女性武将をナンパしたりと博愛主義を発揮してましたが
最近のDLCなどではそこばかり強調され、いじられ過ぎな気がして
影の薄さよりそっちが嫌です。昔は女好きながらもっと男らしさや強さがありました。
弱い立場の人たちを守ろうとする気概や信念みたいなものも感じました。
だからこそ好きなキャラだったのに、ホントここ最近の扱いと言ったら(T_T)
一番解せないのはですね、あれだけ顔立ちも男前だと言うのに
何故かモテない設定なところ。同じイケメン女好き枠の郭嘉さんとは偉い違いだ。
ずるい。ずる過ぎます。まぁ、その分強さは格段にアップしているので
スタッフさんたちに見捨てられてはいないようですが(笑)

いずれにせよ、戦国シリーズでもオロチでも、彼が居るからこそ楽しめる。
操って、育てて、一緒に戦場を駆けて、戦う凛々しい姿を見ていたい。
そんな気持ちにさせてくれる、いつまでも大好きなキャラクターです。
そして、声が大好きです。だから流浪演舞では沢山台詞が聞けて嬉しかった。
5が発売される頃はどんな進化を遂げてくれるのか、今後も楽しみです(*^^*)