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幾星霜道行き遥か

果実王国和歌山県

三月に旅行で訪れてから、長閑なお国柄と人々の優しさに触れ
すっかり大好きになってしまった紀州こと和歌山県。
これまで様々な県に旅行に行きましたが、人生で最も楽しい旅でした。
地元スーパーには良く和歌山産の果物が入荷するのですが
見かけると手に取るようになりまして、産地チェックして選んでいます。
最近では柿と蜜柑。夏場は南高梅や優糖生、王糖姫と言う品種のプチトマト。
このトマトが激ウマなんです。一般的なプチトマトに比べると
少しばかりお値段が高めですが、それを補って余りあるほど甘くて美味しい。
本当に夏場の旬の時期にしか出ないのが少し残念ですが(T_T)

実は私、果物ってあまり好きじゃありませんでした。
剥くの面倒だし、柿なんてほんのり甘いだけで酸味も無いので
あのメリハリのない味が凄く苦手だったはずなのに…
やっぱり歳もあるのかな。最近やたらと美味い(笑)
たまたま和歌山産だったので、お、紀州の柿なら食べるか!
と思って買って来たんですが、食してみたらこれが非常に美味だった。
我が子が柿大好きなので毎年買ってはいるものの
産地気にしたことなんて去年まではありませんでした。
今年から和歌山産を食う。そもそも全国シェアNO.1が和歌山県なので
スーパーに置いてる大半が紀州の柿なんだな、これが。
その中でも紀ノ川柿と言う四角くてデカい柿が美味しいです。
元は渋柿で、木に成っている間に焼酎の入った袋を被せ
実らせながら渋抜きをすると言う、かなりの手間の掛かったお品。
果肉は黒っぽくて子供がギョッとしていましたが
甘みは抜群!二個で¥500くらいなので高級だけど、また食べたい。

そして最近ようやく値段が手ごろになり始めた有田みかん。
みかんって剥くと爪の間に色々詰まって手が黄色くなるから嫌いだった。
でも、一袋買ってきて食べたら美味すぎて止まらなくなった。
何故今まであんなに美味しいものが嫌いだったのか、自分でも謎です。
ましてや紀州の大地と太陽が育んだ果実なら美味しさもひとしお。
和歌山の農家さんに感謝です。これからも大いに食させていただきます(^^)

家紋が浮かぶ侍傘

師走に入りましたねー。でも妙に暖かいですねー。
今年も残すところカレンダー一枚。いやぁ、一年が過ぎるのって早い!
気がつけばクリスマスで、大晦日で、お正月なんでしょうねぇ…。

11月は雨の日が多かったですが、最近傘を新調しました。
今まで使っていた傘は樹脂製の骨で凄く丈夫で、買ってからかれこれ十年。
北欧風の柄で街中で見知らぬ初老の女性に「綺麗な傘ねー」と
お褒めの言葉を頂いたこともありました。とても愛着のある丈夫な傘。
でも、どうしてももう一つ欲しいのがあって、思い切って購入を決意。
もちろん今までの傘も捨てません。何故かってぇと…


楽天さんからスクショでちょっとお借りしましたが、
こんな感じの渋い傘を購入。場合によっては持っていけない(^^;)

持ち手はかなり精巧に出来た刀の柄風。ずっしり重いです。
写真だとシルバーですが、届いて見たらちょっと金色がかってて豪華!
画像で見るのと実物を持つのでは印象が大違いでした。
戦国好きにはたまらないデザイン。銀色の家紋も超渋くてカッコいい♥

そして、この傘のもう一つの特徴はですね…


雨に濡れるとこのように家紋が浮き出るんです!確か28種類だったかな?
残念ながら大好きな八咫烏は無かったですが、一益様のはありました。

粋で渋い傘ですが、何しろ持ち手がまっすぐなので腕には引っ掛けられず、
背負う袋が付いているものの、柄が重いのでバランス悪くて持ちづらいことこの上なし!
一度近所の買い物に持って出かけたんですが、かなり苦戦しました(^^;)
使う場所を選びそうなので、十年来の友はまだ当分捨てられそうにありません。
あまりに持ち辛いので、真田紐でループつけようかと考えてます。
尚更刀っぽくなりそうだ。いずれにせよ、雨が少しだけ待ち遠しくなりそうです。

パレオエクスプレスに乗って来ました

良く晴れた一日。行楽の秋という事で、SLに乗りに行って来ました。
遥々熊谷まで電車で行き、そこから秩父まで機関車でのんびりと旅します。
元々電車とか好きなのでSLも一度は乗ってみたかった。

秩父鉄道の熊谷駅はとてもローカルな趣で小さく可愛い駅です。
着いた時はまだ人も疎らでしたが、時間が近づくに連れ行列が伸びて行く。
ネットではかなり早くから並ぶべきと書いてありましたが
一時間前で十分座席を確保出来ましたので、運もあるのかなーと思います。
全て自由席なので、最初はベンチで寛いでいた私達も
早めに並んで前から3番目くらいをキープしました。

時間になり、重厚な音を響かせていよいよSLが到着。
後ろに繋がる客車もクラシカルな趣でタイムトリップした気分になれます。
お客さんが乗り込むと、警笛を鳴らして出発の合図をしてくれました。
子供の頃銀河鉄道999を見て育ちましたので、あの音に胸アツ!
ここから数時間掛けて終着駅の三峰口駅を目指します。

今の電車とは比べ物にならないくらいゆっくりペースのSL。
それ故に車窓からの景色を思う存分楽しめます。
窓を全開にしても心地よく風が入り、外の空気を思い切り吸い込める。最高!
沿道に住む人々、会社の従業員さん、工事のおじさん、農家のおじいちゃん…
沢山の人がこちらに手を降ってくれて、そんな交流も心温まる楽しい一時です。
ちょっぴりディズニーランドのアトラクション気分?


途中様々な駅を通過します。次はおまえだ…。




途中の寄居駅でしばらく停車をしました。その隙に写真を撮りに走る乗客たち。
何しろ客車に乗っている限り先頭のSLは全く見えないので(^^;)
無数に走る配管や大きな動輪。とにかくかっこいい。全てが美しいです。


客車の内部。両開きのドアがノスタルジック。色合いも渋めです。
車両は全てボックスシート仕様で、混み合うと言う噂でしたが
この日は二人でボックス一つを終点までずっとキープ出来ました。
立っているお客さんが出るほどの混雑は全く無く、むしろ空いてたかな。
途中で乗る方、降りる方もおられ、西武秩父駅での下車が一番多かったです。


丁度汽車の中でお昼の時間になるので、車内販売でお弁当を買いました。
その名もパレオランチ。石炭せんべいなる真っ黒な大粒あられも買った。
そして気になるお弁当の中身はと言うと…

かなり豪華です。これが大変美味しかった!海苔がSLの形!

そして、バランも可愛いSLの形でした。うーん、雰囲気満点♪


秩父の山々が見えてくると、外の景色もどんどん風情を増して行きます。
鉄橋を通過する時はこんな絶景も。その都度汽車が警笛を鳴らします。


SLと言えば黒い煙。窓辺の小テーブルには気づけばこんなに石炭くずが!
うっかりマスクをしていなかったので、後でこっぴどい鼻炎になりました(^^;)






約二時間半かけて三峰口に到着。長いようであっと言う間の旅。
名残惜しい限りですが、SLC58(しごはちと読むそうです)に別れを告げ
列車を降りました。しごはち君はその後水の補給とメンテの為一旦操車場へ。
遠ざかる姿も可愛らしく、下車したお客さんは皆さん写真を撮られていました。
我々はここで現地の友人と合流して某神社まで参拝に行きました。
帰りもSLに乗れた良かったんだけど、そこはぐっと我慢して
帰りは普通の電車に乗って秩父を後にしました。楽しかった!

戦国無双4エンパ・やっと隠し湯に!

ここ半月ほど左腕を痛めていまして、ずっとゲームお預けでした。
でも流石に退屈なので、昨日久しぶりに途中で止まってたエンパを再開。
近江の明智家を滅ぼし、尾張の斎藤家を一つ潰し、攻めて来た龍造寺を蹴散らし
いい感じで強さをアピールしている我が国であります(^^)
あ、シナリオは創世演舞で相変わらずオリジナル配置で遊んでます。

今回は再び自作エディットが当主で、スタート地点は紀伊の国。
気に入った無双武将と紀伊雑賀の面々で固めた勢力で開始しまして
軍師は元就や左近を退けて孫市にやってもらっております。
彼は軍師向きじゃないはずだけど、何気にいい提案してくれて普通に助かる。
そして当主と軍師ってすぐゴールインする。ホント、驚くほどあっという間に。
なので今回もスピード婚で孫市様と夫婦になれました♥

でもって夫婦で執政してるわけですが、今現在中国と近畿を統一。
隣の尾張&美濃斎藤家がしょっちゅう攻めてきてうるさいので
とりあえず二国のうち一つ、尾張を潰して弱体化させておきました。
そして、これから四国統一に向かうところであります。
西には刀鍛冶が多いのでどうしても先に潰しに行ってしまうな(^^;)
北では南部さんが偉い勢いで領土を広げております。

斎藤家を潰しに掛かったのが冬だったのですが、戦の後でたまたま
温泉イベントが発生しまして、ようやく孫様と湯に浸かれました!
前回は発生せず、その前は辿り着けないバージョンで、
何度か夫婦になっているのに毎回温泉には行けなかったエディットちゃん。
彼が連れて行ってくれるのは紀伊の名もない温泉とのことですが
ご贔屓の和歌山で二人きりの隠し湯なんて、それだけでテンション上がるわ♪
夫婦水入らずで湯治。最高っす。やっと二人の時間を過ごせました(≧∀≦)

今回も普通モードで進めてるので色々苦戦しまくってますが
良い国を作り上げて無事天下統一を成し遂げたいです。

幸運の鈴

台風19号が各地に大きな爪痕を残して行きました。
その傷も癒えぬ間に、またしても台風が接近。今日も大雨をもたらしました。
被災された地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。
私個人の力ではあまりに微力で何も成し遂げることは出来ないけど
ほんの少しでも想いを形に出来れば、そしてそれを多くの人が成せれば
きっと被災地の皆さんのお役に立てることがあると信じたいです。
私には私に出来る形で、精一杯お手伝いさせて頂きたいと願います。

私の親戚が神奈川の小田原の近くに住んでいまして、
同じ神奈川の箱根や相模原も大きな被害を受けました。
親戚宅は幸い無事だったので、お見舞いを兼ねて少し物資を送りました。
その御礼にと届いた小包の中に「幸運の鈴」と言うものがありまして
今日はそのことに触れてみたいと思います。

銀色の直径1.5㎝程の小さな鈴ですが、中には台紙が入っていて
そこには「氏政、氏照公がかつて縁起を担いで鈴に願掛けしたことにちなみ
我々も鈴に願いを託し、叶ったらお二人の墓所に結びに来て欲しい」
と言ったような文言が書かれていました。私と子供が歴史好きと知って
出かけたついでに戴いて来てくれたようです。とても嬉しかった。
振るととてもいい音がして、ゲームでは結婚までした氏政様と
先日忠臣になってくれた氏照様に、いつもお世話になっていますと
心の中でつい御礼を言ってしまいました。
エンパでご縁があって以来、凄く親近感が沸いちゃいまして。

何を願掛けしようかまだ何も決めていませんが、
お願いを叶えて戴けた暁には、お二人の墓所を訪ねたいです。
氏政様、氏照様のお墓、実はまだ行ったことがなく
小田原の街中にある事もその鈴を手にしてから知りました。
滅多に行けない小田原ではありますが、次に親戚を訪れた時には
ちょっと足を伸ばして墓参出来たらと思います。
そうだなぁ。願い事は、お二人の墓参が叶うこと、かなぁ。
そして何より、台風で被害に遭われた皆さんが
一日も早く平穏な暮らしを取り戻せることを切に願いたいです。